2010-04-20 第174回国会 衆議院 財務金融委員会 第15号
我が国の景気は、国内民間需要の自律的回復力はなお弱いものの、海外経済の改善や各種対策の効果などから持ち直しを続けており、その持続傾向がより明確になっています。輸出や生産は、新興国経済が力強い成長を続けていることなどを背景に、増加を続けています。四月初に公表された三月短観を見ますと、企業の業況感は、製造業大企業に加え、非製造業や中小企業にも広がりを伴いながら、引き続き改善しています。
我が国の景気は、国内民間需要の自律的回復力はなお弱いものの、海外経済の改善や各種対策の効果などから持ち直しを続けており、その持続傾向がより明確になっています。輸出や生産は、新興国経済が力強い成長を続けていることなどを背景に、増加を続けています。四月初に公表された三月短観を見ますと、企業の業況感は、製造業大企業に加え、非製造業や中小企業にも広がりを伴いながら、引き続き改善しています。
我が国の景気は、国内民間需要の自律的回復力はなお弱いものの、海外経済の改善や各種対策の効果などから持ち直しを続けており、その持続傾向がより明確になっています。輸出や生産は、新興国経済が力強い成長を続けていることなどを背景に増加を続けています。四月初に公表された三月短観を見ますと、企業の業況感は、製造業大企業に加え、非製造業や中小企業にも広がりを伴いながら、引き続き改善しています。
また、四月七日の金融政策の決定会合後の記者会見では、景気は持ち直しを続けているとしたものの、雇用・所得環境は依然厳しく、国内民間需要の自律的回復力はなお弱いと、警戒感を示していると、こういうことになっているわけですね。 いろいろ政府がデフレ宣言される以上は、デフレとは何かと今日も議論されておりました、まあデフレの定義もこれは大事でございますが。
その際、重要なことは、日本経済が直面しております構造的な課題を解決して、民間需要中心の自律的回復力を強化していくことがこれからの基本的な課題であるというふうに思っております。 あのときの講演でも、構造問題として、第一に、長年バブルをつくり、バブルが崩れ、その過程で企業のバランスシートというのが不健全なものになっておる、それが健全化するか。
これを我が国に当てはめてみると、まず第一番目には財政支出の縮減、二つ目は金融・財政政策の組み合わせ、三つ目に産業の自律的回復力が考えられますが、この一と二、財政支出の縮減、金融・財政政策の組み合わせは、米国の場合より非常に難しい問題もあると思います。したがって、三番目が最も重要ではないでしょうか。
第四に、景気の回復については、主として経済の自律的回復力に期待しまして、景気拡大的財政政策を特にはとらず、財政再建を優先させて緊縮型の予算を貫いたことであります。もちろん景気の動向には十分留意する必要があることは言うまでもありませんが、このような予算が大きく景気回復に水を差すとは考えられません。まずは経済の自律的回復力と適切な金融政策の運用に期待すべきであります。
これらの財政金融政策を中心とする一連の総合的な諸措置を講ずることによりまして、民間経済の自律的回復力を喚起し、景気の着実な回復を図ろうとしており、国際収支の黒字幅も漸次縮小の方向に向かうことを期待しておる次第でございます。 わが国経済を取り巻く内外環境はきわめて厳しいものがございます。政府も民間と一体となって、この難局を克服しなければなりません。
○柳井政府委員 ただいま調整局の方からお答えがございましたように、五十二年度におきまして公共投資等を中心といたしました総需要管理政策といいますか、成長政策がとられまして、これに基づきまして民間の自律的回復力というものが出てまいりますれば、今後、計画で考えておりますように六%強の成長は達成可能ではないかというふうに考えておるわけでございまして、その中では確かに先生おっしゃるとおりに需要項目といたしまして
昭和五十二年度のわが国経済は、政府の施策の機動的な運営と民間の自律的回復力とが相まって、実質六・七%前後の成長を達成し、安定して均衡のとれた、しかも活力ある経済の実現に向かって、さらに着実な歩みを進め得るものと考えております。 物価の安定は、景気の回復と並んで、当面する最も重要な課題であります。
今日、わが国経済が回復基調に向かいつつあるとは申せ、自律的回復力のみに期待することはなお困難であり、大平大臣の手腕に期待するところは大であります。同大臣を信頼こそすれ、問責など、まさに言語道断であります。提案者に猛省を促して、私の反対討論といたします。(拍手)
わが国経済は、ようやく回復に向かいつつあるとはいえ、現段階でその自律的回復力のみに期待することはなお無理であり、今後とも、財政金融政策の適切な運用が強く要請されるところであります。この現在の困難な状況を真剣に考えるならば、いまこそ、政府が責任と英断をもって施策を遂行すべき時期であり、大平大蔵大臣の果たすべき役割りはまことに重大であり、国民の大きな期待を担っているのであります。
言いかえますならば、自律的回復力はほとんど期待できず、したがって、いま一度需要刺激策への転換というV字型回復のコースを描いているのであります。総理自身微妙な変化を示していますし、河本通産大臣が日銀に対し窓口規制の弾力運用を求めるなど、若干の動きが出つつあります。
ところが、自律的回復力を失っているから、来年また七、八千億も公債を発行する、再来年も発行すると大蔵大臣言われておるのですから、それを考えれば、まだ日本の経済は自律的回復力を取り戻していない。